3次元CAD利用技術者試験に合格しました

前々回にCAD利用技術者試験を受けるとの投稿を致しましたが、9月21日に受験してきました。結果は見事、2級に合格です。今回の投稿は、勉強方法と時間、試験当日までをまとめます。

勉強に使ったもの

2級に関しては公式ガイドブック1冊で十分対応できました。本を最初から読んで、ノートにまとめるというシンプルな方法ですが、合格ラインは余裕を持って超えられると思います。

勉強時間

1ヶ月程度かけてガイドブックをメモする作業を行いました。土日は普段通りに休み、平日のみ朝や昼休みを使って勉強しましたが、時間が足りないということはありません。サンプル問題は3週間目以降に挑戦し、合計で2周×2パターン行っています。誤答の問題については問題文の読み間違いや勘違いなど、原因分析を行いました。なお、ガイドブック本編には出ていないのに、サンプル問題には出てくる内容もありますので、必ずサンプル問題は解いて分析までしておかなければなりません。

試験当日

勉強を始めて手応えを感じたので9月9日に試験を申し込み、21日に受験しました。自宅から歩いていける距離に会場がありましたので、外の空気を十分に吸って会場入りしました。9時30分頃に着いたのですが、予約の10時よりだいぶ早かったようです。でも、もう始めて良いということでしたので、お言葉に甘えることにしました。受験記録を確認すると9時39分に開始したとあります。

試験そのものは、公式ガイドブックのサンプル問題と酷似していて、特に困る内容はありませんでしたが、多少の差異はあります。例えばガイドブックのサンプル問題1にある設問21から24ですが、22問目から24問目の様な暗記系は1問しか出ず、残りは21問目の様に考える問題の方が多かったです。ここは注意が必要です。

試験結果について

試験開始が9時39分、終了が10時15分でした。60問目の回答を終えたときが試験開始から約28分でしたので、8分程度見直しを行った様です。私自身は集中力があまり保たないので、問題文を大雑把に読みながら回答する作戦で臨みました。これはサンプル問題と同じ形式での出題だったので対応できたのかもしれません。

試験結果については正答率88%でしたので、危なげ無く合格することができました。最も正答率が低かった分野は「3次元CADの機能と実用的モデリング手法」で80.0%となりました。最も高かったのは「3次元CADデータの活用」で100%でしたが、それに該当すると思われる問題数は少なかった様な気もします(何問出題されたか不明)。もしかすると、少しのミスで大きく減点されるのかもしれません。

1級取得を目指すかどうか

私はCADオペレーターを目指す訳ではありませんので不要ではあります。でも、せっかくCADの勉強を始めたので1級合格を目指すのも楽しそうです。問題は、せっかく購入したRhinocerosにはアセンブリ機能が搭載されておらず、準1級までしか対応出来ないことです。部分的にFusion360を使うか、すべて使うとなると、使い方を勉強しなければなりませんね。気が向いたら頑張ります。

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